言葉を使う人間だからこそ

私は一時期

乗馬を習っていた時期がありました。

 

 

数年前のことです。

期間は2年ぐらいでした。

 

 

 

始めたきっかけは

ある方に誘われて、

だったのですが

 

 

 

あの

凛々しく気品のあるサラブレッドに

乗ってみたい!という

密かな願望はありました。

 

 

 

実際始めてみると

見た目以上、

いや

何倍も凄まじく

ハードなスポーツで

心底驚きました!

 

 

 

それ以上に感じたこと。

 

 

 

動物と一緒に心を通わせながら

同じ目的に向かって

馬に行動してもらうという

とても難しいスポーツ。

 

 

 

そんな中、

様々な発見がありました。

 

 

 

まず

若い方、20代30代のスポーツかと

思いきや・・・

 

 

60代以上と思われる

男女のいかに多いこと!

 

 

そして

みなさん、とてもスリムです!

 

 

 

子どもたちも結構いて、

野球やサッカーを習わせる感覚で

親御さんが

連れてきておられたり

 

 

 

「乗馬」といえば

いかにもお金持ち・・・?

といったイメージでしたが

本当に普通の方達ばかりでした。

 

 

 

そして、

とても印象深く感じたこと。

 

 

 

乗馬の先生は

たくさんおられるのですが

 

 

どの先生も

ちょっとした異変や

戸惑っている生徒さんに

 

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『気づく力』

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ものすごく

持っておられたことです。

 

 

 

レッスン中には

様々なことが起こります。

 

 

 

馬の装具がうまくできなかったり

 

気温や天気によって

馬の機嫌がくるくる変わったり

 

厩舎にちゃんと

入ってくれなかったり

 

馬のテンションが

高くなりすぎたり

 

馬同士の相性が悪かったり

・・・・・・・・・

 

 

 

言葉を発しない動物ですから

態度で感情を表すしか

ないわけです。

 

 

 

それを

先生たちは

見事に察知していたんです!

 

 

 

それも事前に、敏感に。

 

 

 

そして

私たち生徒に

さりげなく声をかけてくれる。

 

 

 

それも

こまめに、です。

 

 

 

その声かけが

どれほど安心できたか

わかりません。

 

 

 

普段から

馬と接する仕事だから、と

いってしまえばそれまでですが

 

 

 

あの細やかな気遣い。

 

 

 

一緒に過ごす

あなたの職場の人たちを

想像してみてください。

 

 

それぞれの立場とかは

関係ないと思うんです。

 

 

 

感じる。

察知する。

声をかける。

 

 

馬のような

言葉を使わない動物と比べて

 

 

言葉を使う人間だからこそ

逆に

 

 

「これぐらいわかるだろう」

 

 

 

丁寧な心遣いを避けてしまい

余計に難しくしているのかも

わかりませんね。